タバコが女性の体に与える影響

タバコは生理不順の原因になる

日本の成人男性の喫煙率は年々減少しています。一方、成人女性の喫煙率はほとんど黄ばいで、大きな変化は見られません。

喫煙は身体に様々な悪影響を及ぼします。女性が喫煙を続けた場合、生理不順が起こることもあるのです。

タバコに含まれているニコチンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンを減少させます。また、エストロゲンは、ニコチンやタールなどの有害物質を排出するために消費されてしまいます。その結果、ホルモンバランスが乱れ、生理不順が起こるのです。

女性は男性に比べて喫煙による悪影響を受けやすいと言われています。生理不順などの不調に悩んでいる人は、喫煙を控えましょう。

タバコは出産にも悪影響を与える

妊娠している女性が喫煙を続けると、出産に大きな悪影響が起こります。

ニコチンは体内で吸収されると、血管を収縮させ、血流を悪くします。また、一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合します。ヘモグロビンは本来、酸素と結合し、酸素を全身に運ぶ物質です。一酸化炭素とヘモグロビンが結合してしまうと、酸素が運ばれず、体内の酸素量が減少します。その結果、胎盤の機能が悪くなり、早産や流産のリスクが高まるのです。

また、タバコに含まれる有害物質は胎児にも影響を及ぼします。子宮内での発育が遅れたり、低体重で生まれたりするリスクが上がります。タバコの影響で、胎児が子宮内で十分に発育できないと、感染症や合併症に感染する危険性も高まるのです。

出産を考えている人や、妊娠中の人は喫煙を控えましょう。自分の意志だけでは禁煙が続けられない場合は、禁煙外来を受診し、処置してもらうと良いでしょう。

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